自由縫製デザイン30

ボディ部分両サイドと袖口に曲線的なラインが入ったサッカーユニフォーム。
ボディ部分の両サイドに色の切り替えを入れるデザインは1990年代から徐々に広がっていった手法。ユニフォーム全体に立体感を出し、また曲線的な切り替えを入れる事で躍動感を出す事ができるとして広く使われる定番のデザインとなりました。
それに合わせて特徴的なのが袖口から入る曲線的なライン。こちらはボディ部分両サイドに切り替えを入れるデザインが流行していく中でよりその効果を強めるとして広まっていったデザインで、2006年ドイツワールドカップのイングランド代表などがこぞって採用するようになりました。
また背面裾部分に入る切り替えは、シャツをパンツに入れることが義務付けられていた時代は見えない部分でしたが、近年シャツの裾を出す事が競技規定として認められるようになった事で、より注目を集めるデザインとなっています。