自由縫製デザイン23

ボディ部分の両サイドに入る直線的かつ鋭角なラインが特徴的なサッカーユニフォーム。また、そのラインを際立たせるために色の切り替え部分にはパイピング加工が入っています。
ボディ部分の両サイドにラインを入れるデザインは1990年代から使用されるようになったデザインで、ユニフォーム全体に立体感と動きを感じさせるとして一気に広まり、2000年代以降はもはや定番のデザインの1つとなりました。
このサイドにラインが入るデザインにも様々なバリエーションが加わる事になりますが、その中でもこちらは直線的ながらも角度をつける事でスピード感を感じさせます。
そしてそのラインをより効果的にするのが、色の切り替え部分に入るパイピング加工。
パイピング加工は文字の縁取り効果と同じく、使用している色にコントラストをつける事で、それぞれの色をより際立たせています。